自然災害はいつ発生するかわかりません。
いざというとき慌てないためにできる準備があります。
1.家具の置き方、工夫していますか?
家具が転倒しないよう固定しましょう。
寝室や子供部屋には、なるべく背の低い家具を置き、倒れたときに
出入口をふさがないような向きにしましょう。
懐中電灯、スリッパ、ホイッスルをすぐ取り出せるところに備えて
おきましょう。
2.食料、飲料、生活必需品を家族の人数分備えていますか?
食料、飲料水は最低3日分、できれば1週間分を準備しましょう。
・食料 :主菜(タンパク質)は魚介やお肉類の缶詰、レトルト食品
副菜(野菜類)は普段から日持ちのする根菜類、梅干し、漬物など
多めに買い置きし、日常で食べているものを消費しながらストックする
「ローリングストック」がおすすめです。
・飲料水:1人1日3リットルが目安です。
・その他:トイレットペーパー、ティッシュペーパー、携帯(簡易)トイレ、
マッチ、ろうそく、カセットコンロなどがあると心強いです。
3.非常用持ち出し袋を準備していますか?
すぐ持ち運べるリュックサックが良いでしょう。
小さいお子様がいるご家庭はおむつやミルク、抱っこひもなど、
女性がいるご家庭では生理用品、中身の見えないゴミ袋など、
お年寄りがいるご家庭では大人用紙パンツ、持病のお薬など、
ご家族の事情に合ったものを用意しましょう。
4.ご家族同士の安否確認方法を決めてありますか?
災害用伝言ダイヤル「171」やSNS(Line、Xなど)を活用しましょう。
5.避難場所や避難経路を知っていますか?
お住まいの自治体ホームページや国土交通省ハザードマップポータルサイトなどから
防災マップ、ハザードマップを入手し、避難場所、避難経路を確認しておきましょう。
災害時は日常にできることしかできず、その上できたとしても100%はできないと
いいます。モノだけでなく、知識と心構えも用意したいものですね。
