2011年3月11日の大震災から15年が経過しました。
大震災の前後で、私たちの防災意識や技術は大きく変化しました。
当時と今では、何がどのように変わったのでしょうか。
・被災時の備え
東日本震災前は、防災は特別な準備と考えられていましたが、現在では「普段の生活と両立する防災」
が広がっています。インテリアになじむ防災用品や日常でも食べられる備蓄食品などが一般化しました。
・災害情報の伝わり方
2011年当時は、テレビ、ラジオが主な情報源でした。
現在は、スマートフォンの緊急速報アプリ、SNSを活用した自治体からの発信も普及しました。
・避難所の環境
2011年当時は、体育館などの床に直接寝ることが多く、プライバシーの確保が難しい状態でした。
現在は、段ボールベッド等の導入により健康被害を軽減し、また簡易テントも広がり、プライバシー
保護に貢献しています。さらに、ペット同行避難のルール整備が進み、受け入れ可能な避難所が
増加しました。
・仮設住宅の改善
東日本大震災前は、高齢者、障がい者、要介護者等を優先して仮設住宅に入居できる仕組みとしていました。
しかしその結果、社会的弱者が集中して入居する団地を形成し多くの孤独死を生むことになりました。
そこで厚生労働省は、地域のまとまりごとに入居する方法を取りました。隣人の顔がわかり、従来からのコミュニティや人間関係を維持できることは、ストレス緩和やケアにとって大きな意味を持っています。
時間の経過とともに、私たちの記憶が薄れ、防災意識が低下していないでしょうか。
震災の記憶を振り返り、次の世代に語り継ぐことが大切ですね。
