6月4日~10日は「歯と口の健康週間」です。
歯の健康が、全身の病気と関係していることはよく知られていますね。
歯を失う原因は、大きく分けて虫歯、歯周病、噛み締めの3つです。
「歯周病」とは、細菌感染によっておこる歯の周りの組織の病気で、
歯茎が赤く腫れたり、歯磨きの時に出血したりします。成人の8割が罹患して
いるといわれ、誰もが注意しなければならない病気です。
放置すると症状を意識できないまま歯茎に炎症が起こり、やがて歯を支える
骨が溶けて歯を失ってしまいます。
歯周病の原因菌は歯茎から血管に侵入し、血管内で炎症が起こることで全身
の病気、例えば動脈硬化、糖尿病、脳血管障害、メタボリックシンドローム
などをを悪化させてしまいます。
また、歯で噛むことができなくなると認知症のリスクも高まります。
「噛み締め」とは、ギリギリと音が出る歯ぎしりと、音は無くグッと上下の歯を
合わせた状態の2つを指します。
リラックスした状態だと、通常は上下の歯は接触しません。しかし接触の癖を持つ
方は、歯茎に力が加わり続けることで歯を揺らし、歯を支える骨に悪影響を与えて
しまいます。歯茎は加齢により徐々に弱くなっていきます。意識して噛み締めの
癖を治すことが必要です。
歯の健康を守るために大事なことは、毎日のブラッシングでプラーク(歯垢)を
除去することです。さらに、プラークが石のように固まった歯石は歯ブラシでは
取り切れません。定期的に歯科医院でケアをしましょう。
年齢を重ねても自分の歯を維持して、歯と口、そして全身を健康に保ちたいですね。
